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OFFICE NOTE

【オフィス・ノート】
北の社労士が思いを馳せる徒然ノート
映画監督

 連休前から忙しい仕事の合間を縫って読み続けていた『映画監督 小林正樹』(岩波書店)が終わりに近づいてきました。600頁を超える本を読むのは滅多にないことですが、読み進めるに連れて偉大な先輩の同窓であることを誇りに思うようになりました。小林監督は、平成8年(1996年)10月に80歳で亡くなっていますが、小樽生まれ(大正5年、私の父と同じでした。)で旧制小樽中学(現小樽潮陵高校)を卒業されており、私の34期先輩に当たります。

 

 小林監督作品といえば、「人間の条件」(6部作:昭和34年・昭和36年)や「切腹」(昭和37年)があまりにも有名ですが、他に「怪談」や「東京裁判」などの佳作があります。私は、何故か当時、小学生だったにもかかわらず「人間の条件」をリアルタイムで観ています。きっと両親に連れられて観たのでしょうが、どうして両親がチャンバラ映画ではなく、このような社会派的な戦争映画を私にみせたのか、未だによくわかりません。きっと、両親なりに考えるところがあってのことだとは思いますが。  

 

 それと印象深いのはドキュメンタリー映画「東京裁判」(1983年)ですね。この映画の封切り当時、まだ結婚する前のカミさんとH映画館の支配人とで、一日だけの上映会を開いたことがありました。一生懸命宣伝したにもかかわらず、当日の観客は我々3人を含めて7・8人程。これにはガッカリしましたね。支配人には迷惑をかけるし、どうしてこの映画の重要さを分かってくれないのか、若いながらも失望した記憶があります。まあ、4時間半を超える長編ドキュメンタリーでしたし、観ていて興味深くはあっても決して楽しい映画ではなかったでしょうから、観客が集まらなかったのも無理はないかとは思うのですがね。ただ、個人的にはこの映画をきっかけに、日本の近現代史に関する本をそれまで以上によく読むようになったので、よかったと思っています。  

 

 現在、小林正樹監督は、内外の高い評価にも関わらず、忘れ去られようとしているように思われます。おそらく若い映画ファンでも彼の作品を観ている人は少ないでしょう。近所のTSUTAYAで借りられるのは「切腹」くらいでしょうか。もちろん、DVDでは大方の作品を入手することは出来ますが、気軽に彼の作品を観られる環境ではありません。そのような状況下において、今回、岩波書店がこの本を上梓されたことは快挙といってよいのではないでしょうか。この本の刊行をきっかけに、もっと若い人たちに小林監督の映画を観て欲しいものですね。  

 

 小林正樹監督の代表作は「切腹」でしょうか。

| 趣味 | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年のお気に入り
今年も残すところ1日となりました。仕事や会務に追われ、ゆっくりと音楽を聴く時間もあまり取れなかったのですが、今年の私のお気に入りCDをお知らせしましょうか。順位は関係ありません。あくまでも私がよく聴いた音楽ということです。 DONNIE FRITTS「OH MY GOODNES」 Archie Fisher「A Silent Song」 Four Winds「Four Winds」 ANNA&ELIZABETH「ANNA&ELIZABETH」 CRUINN「CRUINN」 CORINNE WEST「Starlight Highway」

ドニー・フリッツとアーチー・フィッシャーはよく聴きました。二人とも大ベテランで、それなりのキャリアを経てきているわけですが、ささくれ立った心を和ませてくれたという点では、この二人に救われましたね。必然とはいえ、老いることもまんざらでもないなと思わせてくれた実に良いアルバムでした。

アイリッシュ・グループのフォー・ウィンドはこれからが楽しみなグループです。演奏力は勿論のこと、ブズーキ奏者のダオリー・ファレルの歌も聴かせてくれますね。かつて、ニック・ジョーンズが歌った「FAREWELL TO THE GOLD」(Nic Jones「Penguin Eggs」に収録)をアルバムで採りあげていますが、結構良いですよ。

アンナ&エリザベスはアメリカのオールドタイム・ミュージック好きにはたまらないでしょうね。特に、エリザベス・ラプレルの声を聴くと、彼女は、オールドタイム・ミュージックを歌うために生まれてきたような感じがします。アメリカの音楽シーンでは、次から次と新しいミュージシャンが出てくるのですね。本当に層が厚いです。また、コリン・ウェストは今年の収穫でした。まあ、メジャーというほどではないでしょうが、根強いファンに支えられながら息の長い音楽活動を続けて行くことが可能なSSWになるような気がします。

曲は「WE HAD IT ALL」。歌っているのは勿論、ドニー・フリッツです。名盤「PRONE TOLEAN」に収録されていますが、滋味溢れる歌声と泣かせるピアノ(ウーリッツアー・エレピ)は、こちらの方が良いです。
| 趣味 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
日夏耿之介
 午前中は自宅で仕事。午後から事務所に行き、北海道会へのメール、17日に予定されているSRアップ21北海道の定例会で発表する事例原稿の準備等を終え、気晴らしに喜久屋書店へ行く。  

 とりあえず、中央公論4月号と森村進著『法哲学講義』を購入。中央公論は、「ピケティの罠」といった特集を組んでいる。『法哲学講義』は衝動買いに近いものがあるが、きっと新たな考えをもたらしてくれそうな予感がする。そして、お目当ての『日夏耿之介の世界』(井村君江著)をゲット。  

 日夏耿之介は1971年(昭和46年)に亡くなっていますから、40数年を経た今日、日夏に関する本が出版されるとは夢にも思いませんでした。若い人の大半は、その存在すら知らないでしょうから、想定読者は団塊の世代以上の方々となりますかね。日夏耿之介は、旧仮名・旧漢字を使うので、読むのに骨が折れる作家でもあります。若い頃、漢和辞典を引きながら読んだことが懐かしく思い起こされます。あの頃は、旧仮名・旧漢字で文章を書く作家は結構いたと思います。歌人の塚本邦雄、そして三島だってそうでしたよね。  

 スコットランドを代表するトラッド・シンガー4名(Rachel Walker ,Fiona mackenzie ,James Graham, Brian O hEadhra)からなるゲール語シンギング・グループであるCruinnが歌う曲は、「Ceann traigh Ghruinneirt」です。ゲール後で歌われているので歌詞の内容は全く分かりません。でも良い曲ですしハーモニーが素晴らしいですね。CDを注文したのですが入手できませんでした。
| 趣味 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジス・イズ再開
昨日(22日)の北海道新聞夕刊コラム欄『まど』にうれしい記事が載っていました。釧路の老舗ジャズ喫茶「ジス・イズ」が「ジス・イズEST(エスト)」と店名を改め、波田野さんという方により再開されるという。ESTはイタリア語で「東」の意味とのこと。闘病中の元店主、小林東さんにちなんでということらしい。

再開の理由は、常連客のジャズファンのほかに障害や病気を抱えた人たちも日々通っていたようで、その人たちが閉店以来、行き場を失い自宅にこもっているという話を聞いた波田野さんが、「よりどころを守るのも福祉ではないか」と悩んだ末、障がい者が働くジャズ喫茶として店を受け継ぐことにしたとのこと。いかにも社会福祉の先進都市である釧路らしいと、思わずうれしくなってしまいましたね。

仕事柄、障がい者雇用問題に関わっているものですから、波田野さんには障がい者みなさんとともに是非お店の経営に尽力していただきたいと思います。学生時代、帰省の折によく通っていたジャズ喫茶なので、再開していただけるだけも感謝ですね。今度、釧路に行くことがあれば是非寄らせていただきます。

私が通っていた当時でも頻繁にかかっていたと思われるマイルス・デイビスの傑作アルバム『カインド・オブ・ブルー(Kind of Blue)』より「ソー・ホワット(So What)」ですね。マイルスの傑作というよりは、モダン・ジャズの最高傑作といってもいいでしょう。
| 趣味 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
忙中閑あり
今週は、月曜、火曜と事務所で仕事をし(とは言っても来客が多く、事務仕事は殆どできず。)、水曜から金曜は仙台出張に会議と、これまた殆ど仕事が出来ずといった状態であった。まあ、この月末に開催される連合会の総会が終わるまでは慌ただしい日々が続くことになるのだろう。例年のことながら結構疲れたりするのである。来週は週末に会議があるだけなので、しっかりと仕事をすることが出来そうである。週明け早々、来客のアポが数件入っており、予定通りにいくかどうかわかりませんが、とにかく事務所にいる時間が長いので、少しは仕事がはかどりそうですね。

仙台の一番町にあるホテルに泊まった折に、時間があったので付近をぶらついていたところ、面白い書店を見つけました。まあ、例の松丸本舗のミニ版といった企画なのでしょうが、本のセレクトの仕方に思わずニヤリとさせられましたね。数冊欲しい本があったのですが、荷物になるので常盤新平さんの『ニューヨークの古本屋』だけを買い、あとは小樽や札幌の書店で買うことにしました。常盤新平さんは今年1月に亡くなりましたが、雑誌等での追悼特集はあまりなかったように思います。雑誌「四季の味」(72号)が唯一だったのではないでしょうか。若いときから大好きで、結構読んできたエッセイストだっただけに残念でなりません。最晩年のエッセイ集はまだ読んでおりませんので、札幌の紀伊國屋書店あたりでまとめ買いしようと思っています。そして、すぐには読めないのでしょうが、時間を見つけてじっくりと味わいながら常盤さんの文章を楽しみたいと思います。

曲は「くちなしの丘」。原田知世さんのカバーがよく聴かれていると思いますが、この曲の作者であるキセルの歌もいいですね。私のお気に入りのグループです。
| 趣味 | 09:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
瀧口修造展
昨日(5月18日)から始まった「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」を見に小樽文学館へ出向く。瀧口修造は、戦前からシュルレアリスムの紹介者として有名ですが、小樽にも縁が深い人でした。20歳の頃、小樽に嫁いだ姉を頼って来道し、病気療養をかねて1年半ほど住んでおり、その後大学に復学してもたびたび小樽を訪れていたようです。そもそも彼がシュルレアリスムに開眼したのも、小樽で読みふけったアンドレ・ブルトンの著作からの影響だといわれています。

展覧会場には、シュルレアリスムゆかりの画家であるマックス・エルンストやマルセル・デュシャン、ジョアン・ミロ、マン・レイらが、日本人では菅井汲、瑛九、中西夏之など、そして瀧口修造の作品が整然と陳列されていました。ただ、展覧会場がいかんせん既存のスペースを使っているせいか、空間処理の仕方がまずく、せっかくの作品が光彩を放たれないでいるというのが率直な感想でした。まあ、贅沢をいってもきりがないのですが、これが例えば直島あたりの展示施設・空間スペースで展示されたらと考えてしまいますね。

そんななかで、今回の収穫は『詩的実験1927−1937』(思潮社)の限定版を四十数年ぶりに見られたことと、その生原稿が展示されていたことでしょう。限定版は、1967年12月に1500部出されたのですが、私がもっているのは1971年12月に出された縮刷版の方。やはり限定版は素晴らしい。白い表紙にモノクロで「瀧口修造の詩的実験1927−1937」と書かれただけなのですが、そこに余白の美を感じるのは私だけではないでしょう。

この展覧会は、6月30日まで行っており、その間にピアノコンサート(武満徹作品を中心に)、講演会(瀧口修造・小樽・シュルレアリスム:巌谷國士)、講演会(シュルレアリスムの謎をひも解く:村松和明)等といった行事が予定されています。

武満徹が瀧口修造の詩「遮られない休息」にインスパイアされて作った曲ですね。 ピアノは高橋悠治さんかな。
| 趣味 | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
小沼監督
例年お盆休みには、それまでに気になっていた本を読むことにしているのですが、今回は小沼勝著『わが人生わが日活ロマンポルノ』(国書刊行会)である。小沼勝氏は、神代辰巳、曾根中生、田中登と並んで日活ロマンポルノを代表する映画監督である。小樽生まれで中学2年生までこの地に暮らした。てっきり私の母校である小樽潮陵高校の先輩かと思ったのですが、そうではなかったようである。ただ、父親が小樽中学(現小樽潮陵高校)の数学の教師をしていた関係で、名付け親は当時の校長先生であったという。

子供のころから映画好きであった私は、当然のごとく日活アクション映画の影響を受けている。赤木圭一郎(裕次郎ではないのよね)、芦川いずみ、宍戸錠、原田芳雄は今でも私のヒーロー、ヒロインである。そんな延長線上で、ロマンポルノに興味がなかったといったら嘘になるだろう。ただ、映画館に入るのは勇気がいりましたけどね。でも、神代辰巳や藤田敏八の作品は、ポルノというより一般映画と同じ感覚で観ました。神代辰巳監督『四畳半襖の裏張り』(原作:永井荷風)は、今でも強烈に印象に残っていますし、よい作品だったと思っています。

小沼監督については、当時から名前は存じておりましたが作品を観たことはなかったですね。本でも触れていましたが、四方田犬彦氏が第11回伊藤整文学賞受賞(『モロッコ流謫』)挨拶で、「戦後の日本映画史にあって、小樽は三人の重要な映画人を輩出してきた。水の江滝子と小林正樹、それに小沼勝である」と言ったそうである。ただ、その現場(小樽グランドホテル)に私も居たのですが記憶がないのです。いずれにしても、四方田氏にそう言わせた小沼監督は、やはり日本映画界にとってリスペクトに値する監督なのでしょう(世界的評価も高まっているようですし。)。今度、機会があったら是非、小沼監督の作品を観てみたいもです。
| 趣味 | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
ペンギン・カフェそしてイアン・メイドマン
ベテランのアイリッシュ・グループであるパトリック・ストリートが何とペンギン・カフェ・オーケストラ(The penguim Café Orchestra)の曲で有名な「Music for a Found Harmonium」を演奏している。ペンギン・カフェ・オーケストラといえば、1976年にサイモン・ジェフェスが中心となって生まれたグループである。当時アンビエント・ミュージック(環境音楽)とか言われ、結構注目されたものである。まあ、ブライアン・イーノが関わっていたということもあったかもしれないが。私は、どちらかというとミニマル・ミュージックのように聴こえたのだが、まあそんなことはどうでもよい。好きか、嫌いか、といわれたら勿論大好きと答えるだろう。

ところで、ペンギン・カフェ・オーケストラといえば、サイモン・ジェフェスとなるのだが(彼は1997年に亡くなっています)、私にとって気になるメンバーはイアン・メイドマン(Ian Maidman)である。オリジナル・メンバーで当初はリード・ギタリストだったはず。どちらかというと、マルチ・ミュージシャンで何種類かの楽器をこなせたようである。現在は、ベーシストとして有名か。彼は、数年前に女性になったようで、現在は、ジェニファー・メイドマンといいます。女性になったとしても、その卓越したベース・プレイは健在で、とにかくロック・ミュージシャンとして気になる存在です。ただ、彼のリードギターを聴けないのは非常に残念ですね。

ポール・ブレディのデビュー30年を記念したライブがアイルランド国営放送でDVD化されていますが(The Paul Brady 『Song book』2002)、その中でベーシストとして参加しているイアン・メイドマンが数曲リードギターを弾いているのです。これが実にカッコよくて雰囲気があるのですよ。現在は、ペンギン・カフェはもちろんのこと、色々なグループから引っ張りだこのようで、やはり実力があるのでしょう。 映像は、パトリック・ストリートとMurray Head(ベースを弾いているのがジェニファー・メイドマン)です。

| 趣味 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
アンナ・カリーナ
何かと忙しい日々を過ごしておりますので、昨日(土曜日)は午前中、銭函にある顧問先へ申請書類に印鑑をもらいに行き、その後は完全オフ。読みかけの『ゴダールと女たち』(四方田犬彦著:講談社現代新書)を読了しそうなので、久しぶりにTSUTAYAへ行き、ゴダール作品『女は女である』『中国女』『男性 女性』を借りる。『中国女』以外は何回か観ているので(といっても20年以上前のことだが)、今回の目玉は『中国女』。今回、本を読んでみてあまりにもアンヌ・ヴィアゼムスキーを知らなかったものですから、本当に遅まきながら彼女についてお勉強をしてみようと思いました。現在は、著名な作家として活躍しているそうで、是非、彼女の小説も読んでみたいと思います。
 
それにしても、アンナ・カリーナは素敵ですね。近頃では、若い女の子にも人気があるそうで、それも昨日『女は女である』を観て納得できましたね。キュートでファッション・センスも抜群であり、私にとっても永遠のアイドルといえそうです。『女は女である』は、私が中学生の頃の映画で、ませていた私はリアルタイムでこの映画を観ていたと思います(あの当時は一般映画館でゴダール作品は普通に上映されていました。ですから中学・高校時代にゴダール作品は殆どリアルタイムで観られたのです。)。もっとも内容はチンプンカンプンでしたでしょうがね。ゴダール最初のカラー映画ですが、実に映像がきれいで時代を感じさせません。それと、もちろん、アンナ・カリーナもね。
 
手元には山田宏一著『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』があります。残念ながら仕事が忙しく未だ読むことができないでいます。なんだか細切れに読んでいくのはもったいないような気がしているものですから。そんなときに、四方田さんの『ゴダールと女たち』に出会ってしまいました。そして、次は、ますます山田さんの本を読みたくなっています。


アンナ・カリーナ『女は女である』より
| 趣味 | 13:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
小沢書店のこと
今朝、朝日新聞を見てびっくりしました。なんと、東京の青山にある流水書房青山店というところで「小沢書店の影を求めて」と題したフェアをやっているという。それも企画した人が29歳の店員だということ。驚きました。小沢書店は、本好きにとって憧れの出版社だったと思います。ただ、どこの書店でも置いているということではなかったようで、札幌では、ススキノの角にあった書店(名前は忘れました)に常備されており、よく通ったものです。ただ、当時としてはけっこう値段が高かったので、いつも手に取って眺めるだけでした。そんなわけで、いま、私の手元にあるのは、『定本吉田一穂全集』全3巻+別巻だけです。本の作りはがっちりしていて、雰囲気的にはみすず書房の装丁と似たようなコンセプトを感じたことを覚えています。ただ、小沢書店の方により重厚さを感じましたが。

薔薇十字社、出帆社、冥草舎など個性的な出版社はとうの昔に無くなっており、晶文社も文芸書の出版を取り止め、つまらない実務図書出版社になっているようです。本当に寂しいですね。そんな状況下にありながら、若い人が小沢書店のフェアを企画するという記事を読むと、なんだかとてもうれしくなります。今日は朝から『関口良雄さんを憶う』(夏葉社)を読んでいます。泉下の関口さんが今の出版状況や書店の状況を見たらどのように思うでしょうかね。心が痛みます。
| 趣味 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) |